エルゴトロン製HPシングルモニターアーム BT861AAレビュー&グロメット方式での取り付け方法

BT861AA

私がHP製のシングルモニターアーム BT861AAを購入するにあたって疑問だった部分。BT861AAとはどんな製品なのか、エルゴトロンのものとは違うのか。シングルモニターアームの使い勝手。そして、自分が使っている机に設置できるのか、その設置方法などの情報を書いていきたいと思います。

エルゴトロンの LX デスクマウントアーム「45-241-026」は所有していません。

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HPとエルゴトロンの違い

この HP シングルモニターアーム「BT861AA」というものはエルゴトロンのOEM製品で、LX デスクマウントアーム「45-241-026」と同等品です。

OEMの詳しい説明はWikipediaに譲るとして。簡単に言うとエルゴトロンから販売権利と設計図を買ってHP(ヒューレット・パッカード)が製造した商品です。タブン……。

で、なにが違うかというと、まず外見が違います。エルゴトロンのはメタリックなカラー。HPのは上の写真の通り真っ黒で、ツヤが少ない質感です。あと、HPの方にはHPロゴが刻印されています(目立たないけれど)。

BT861AAのロゴアップ

ロゴのアップ

意外とみんな気づいていないのか、レビューに書かれていなかったりするのですが、実は素材が違うからなのか、性能差があります。

取り付けれるディスプレイのサイズと重さがHPの方が劣っているのです。HP製はサイズ24型(インチ)まで。荷重範囲は3.1~9.1kg。エルゴトロンはサイズが32型まで。荷重範囲は2.3~11.3kg。

サイズの違いが大きいですが、構造が同じなので軽いディスプレイならばHPでも25以上支えれそうな気はします(保証はできないので自己責任でお願いします)。まあ、24型以下だと性能は同じと言って良いと思います。私は HP ZR24w という 24型で 5.5kg のディスプレイを取り付けています。

保証期間がHPが1年でエルゴトロンは10年! エルゴトロン(HP)のモニターアームが故障したという情報はあまりありませんが、10年も保証してくれるのは万が一の場合も安心ですね。

値段はHPの方が安くて、3分の2ほどの値段で買えます。

説明書を見るかぎりは取付方法と付属品は全く同じみたいなので、後述するレビューと取付方法はエルゴトロン製でも役に立つはずです。

レビュー

設置するまでは、アームの関節がすごく固くて全然動かないので大丈夫か? と思いました。しかし、ディスプレイを取り付けたらテコの原理なのかよくわからないけれど、スイスイ動いてくれます。

片手……ではバランス的にちょっとむずかしいけれど、両手で前後の動きは軽々と動きます。前後左右は構造上前後よりは少し重さがあります。ネジを緩めたらもっと軽くなるのですが、これくらいが丁度いいのでいじっていません。

机への固定もバッチリ安定。ディスプレイの位置も可動範囲内なら好きな所で停止できるので便利です。

あと、ディスプレイのコードが短い場合は可動域を活かせないので注意してください。私も机の隣にあるベッドの方に持って行きたかったのですが、引っかかって届かないので、コードの延長計画を考えています。

2種類の取付方法

クランプ(挟み込み)方式の特徴

工具不要で、設置場所の変更もそこそこ気軽にできる。デスクライトなど机への取り付けに広く採用されている方式。

デメリットはふたつ。机の端の方に負担がかかるのであまりにも強度が低い机だと破損する恐れが。そして、強度補強のために縦向きの板が付いている机には、設置できない場合があるのです。

机の裏

ちょっとわかりにくいかもですが、机の裏の写真です。右と奥にある補強の出っ張りが邪魔なのです。真ん中にあるの棒は実際にグロメット方式で取り付けたモニターアームの金具。

グロメット(穴あけ)方式の特徴

そこで有効なのがこのグロメット方式。グロメットの意味は業界によって色々違うみたいですが、モニターアーム界? では机に小さな穴を開けてネジを通し下から板で挟み込む方式です。

穴を開ける場所の自由度が高く机の端以外に設置できるので、クランプ方式のデメリットが無くなるのがメリットです。

しかし、工具が必要で机に穴をあける必要がある。気軽に設置場所を変えられないというデメリットが有ります。

自分の机はクランプ式で取り付けられるのか

まず強度の問題ですが、こればかりは試してみないとわからない部分があります。あまりにも安く薄い机は危険かもしれません。説明書によると取付金具はみっつの高さに切り替えられて、10mm(1cm)以下 と 12~35mm と 37~60mm の厚さの机に対応しているようです。

上の写真のように強度板などが邪魔な場合は、十中八九クランプ方式は無理かと思われます。設置した当時のスマホの写真なので、縦長でちょっと見にくいですが。

BT861AAのクランプ部分

設置前に長さを測るのを忘れていましたが、ここの部分が狭いので、補強板がかなり薄いか、中央よりでなければ厳しいと思います。

グロメット式で机の厚さの限界は57mmまでです。

グロメット方式での設置方法

必要工具

机に直径8~51mmの穴を開ける道具が必要なのですが、8mmの穴って意外と大きく、家にはそのような道具はないので購入することに。

最初の候補……というか、いろいろ調べた結果これ一択だと思っていた「電動ドライバードリル」ドライバーとしても使えます。

しかし、DIYなどをする予定がないので1回の使用に4000円近くするこれはもったいない&邪魔になると思い、必死に他に何かないか調べました。

で、見つけたのがこれです。

木工用手回しキリ「ミニビット」

ナニコレと思うかもしれませんが、木工用の手回し錐(キリ)です。800円くらいで買えます。キリってもっと小さい穴開け用しかないと思っていたのですが、これは6~24mmまでのサイズが用意されています。

開けられる穴の深さは40mmと書いてありますが、構造上57mmまでくらいならいけそうです(そんなに厚いPCデスクってあんまりなさそうですが)。

私は一番安かった10mmのを買いました。6mmはダメです。8mmもちょっとギリギリすぎて怖いですね。

使い道が限られている800円のキリか、使い道は多いけれど4000円の電動ドライバードリルか、環境に合わせて選びましょう。

実際の穴開け手順

私の行なった手順なのでキリ使用です。まず設置する場所を決めます。手元にあるはずのモニターアームとにらめっこして慎重に決めましょう。穴開け場所の裏に補強板がないか注意。

その場所にペンで印をつけます。その印の部分になにか尖った工具で(まあキリの先端でいいのですが)ちょっと傷をつけます。滑らないように傷にキリを当てて回していきます。

結構抵抗はあるのですが、力を入れやすい形状なので問題ないはずです。穴が貫通すると木くずが落ちるので下にゴミ箱を置いておきました。

机に穴あけ中

木くずをどけた後の穴の画像。ちょっと周りが剥がれているけれどモニターアームで隠れるので問題なし。

机に開けた穴

後は説明書通り設置すればokです。穴に余裕があるけれど、しっかり上下から挟みこむので完全固定されます。

値段について

使い勝手が素晴らしく人気商品なのでレビューは多いのですが、グロメット方式の詳細が少なかったので記事にしました。

もうひとう買ってテレビに取り付けできないかな?と考えていたりします。

あと、楽天市場にもあるのですが、実は楽天ブックスの方が安く売っています。私が購入したときは9800円だったのだけれど、今は(2016/07/11)10,584円になっています。amazonも同じくらいの値段ですね。

また安くなっているかもしれないので、見逃しやすい楽天ブックスのチェックを忘れないようにしましょう。

楽天ブックスはこちら: シングルモニターアーム – HP(Inc.) – PCソフト・周辺機器

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